こんにちは。ボクは、湘南（しょうなん）モノレールのマスコットキャラクターの"しょもたん"だよ。みんな、楽しく夏休みをすごしているかな？
湘南モノレールのマスコットキャラクターの"しょもたん"
湘南モノレールは、大船（おおふな）と江の島（えのしま）の間、6キロメートルを走っているモノレールなんだ。
モノレールを毎日、安全に走らせるために、どんな人たちがはたらいているのかな？
ボクといっしょに、湘南モノレールの社員（しゃいん）のみんなのところへ、話を聞きにいってみよう！
今回は、広報（こうほう）の石川育代（いしかわいくよ）さんに話を聞いてみるよ。
広報の石川育代さん
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：石川さん、こんにちは！
石川 ：しょもたん、こんにちは！
：石川さんとは、イベントでよく会うよね！ イベントをやるのが、石川さんのしごとなの？
イベントで活躍しているボク
石川 ：うーん。イベントを企画（きかく）したりするのも、私のおしごとだけど、それだけじゃないよ。
：そうなんだ！広報さんは、ほかにはどんな、しごとをやってるの？
石川 ：広報は、会社の良いイメージを広めたり、会社のことをたくさんの人に知ってもらえるようにするために、いろいろなことをやっているんだよ。たとえば、ポスターやチラシ、ウェブサイトのデザインをしたりとか、お店で売るグッズを開発したりとかね。
あと、しょもたんが大好きな「えのすい（新江ノ島水族館）」さんをはじめとする観光施設（かんこうしせつ）やお店とのやりとりとか、営業（えいぎょう）のおしごともやっているよ。
：へー！ 石川さん、いがいと大変だねー！
石川 ：いがいとって、失礼な！（笑）
：だって、ふだんは、イベントでしか会わないもの。ところで、石川さんは、ずっと湘南モノレールで広報のしごとをやってきたの？
石川 ：ううん。湘南モノレールに入ったのは、5年くらい前だよ。その前は、東京のお菓子（かし）メーカーでデザインの仕事をやってたんだ。結婚（けっこん）したときに湘南モノレールの沿線（えんせん）に引っ越してきて、「お家（うち）の近所でおしごとができたらいいな」と思って、デザインのおしごとができる会社をさがしてたの。そうしたら、ちょうど、湘南モノレールが、広報の社員を募集（ぼしゅう）してて。
：ふーん、それで応募（おうぼ）したんだ。でも、ほかの会社じゃなくて、湘南モノレールを選んだのは、なんで？
石川 ：私、小さいころから鉄道が大好きだったの。秋田県で生まれたんだけど、実家（じっか）はJR（ジェイ・アール）の駅のすぐ近くだったから、鉄道のおしごとをしている人が、そばにいっぱいいたし、朝は機関車（きかんしゃ）の汽笛（きてき）の音で目覚めたりしてたからね。だから、やっぱり鉄道会社ではたらきたかったなーって、ずっと思ってたんだよ。
：なるほど。じゃあ、その夢がかなったんだ！ ちなみに、湘南モノレールの広報になってから、楽しかったのは、どんなこと？
石川 ：そうだね。TシャツメーカーのOJICO（オジコ）さんといっしょに、「OJICOトレイン」というフルラッピング車両（車両全体にデザインが描かれたフィルムをはった車両）を実現させたことや、去年の湘南モノレール開業（かいぎょう）50周年のおしごとを、いろいろとまかせてもらえたのは、楽しい経験（けいけん）だったよ。
OJICOトレイン
：50周年では、どんなことをやったの？
石川 ：大船軒（おおふなけん）さんや、鎌倉ビールさんといった地元の会社さんといっしょに、さまざまな記念商品をつくったりしたんだよ。
地元の会社さんといっしょにつくったコラボ商品
：ボクは、まだ子どもだから、ビールは飲めないけど......。じゃあ、さいごに、石川さんは、これから実現（じつげん）したい夢はあるの？
石川 ：できればなんだけど、あと50年生きて、湘南モノレール100周年記念に立ち会えたらいいなと思ってるよ。そうしたら、"生き字引"（いきじびき＝なんでも知っている人のこと）として、みんなから、いろんなことを聞かれるだろうな。
：100周年！すごく遠い未来（みらい）だね！
石川 ：そう。今まで生きてきた分よりも、もっと長く生きなければならない（笑）
：じゃあ、健康に気をつけて、これからも広報のおしごと、がんばってね！
石川 ：ありがとう。100周年のときに握手（あくしゅ）できるように、おたがいにがんばろうね！
（文：森川天喜）
今日の「えのん」くんと、「しょもたん」のコーナー
江ノ電のキャラクター「えのん」くんと「しょもたん」
今日は、何をしているのかな？
広報の石川さんに、一緒に遊んでもらうよ！
